ネジが「なめる」ってどういうこと?
DIY作業中、ドライバーでネジを回そうとしたら、ネジの頭が潰れてしまって回らない…そんな経験はありませんか?
これを「ネジがなめた」と言います。
ネジがなめる原因はさまざまですが、主に以下のような理由があります。
- ドライバーのサイズが合っていない
- 無理に力を入れて回そうとした
- ネジが錆びついていた
- 繰り返し締めたり緩めたりした
特に初心者の方は、力加減や工具選びで失敗しやすく、気づかないうちにネジ頭を潰してしまいがちです。
ネジがなめた時の対処法【難易度別】
【まず試す】ゴム・輪ゴムを使った簡単な方法
一番手軽で、工具がなくても試せる方法がこれです。
やり方
- ネジの上に輪ゴム(できるだけ幅広でしっかりしたもの)をかぶせる。
- その上から、ドライバーを押しつけながらゆっくり回す。
ゴムが滑り止めの役割を果たし、空回りしなくなる場合があります。
【図案①】
ネジ頭に輪ゴムをかぶせ、ドライバーを押し当てているイラスト
キャプション:「輪ゴムを使って滑り止め!」
【少し工夫】貫通ドライバー+ハンマー
輪ゴムでダメなら、貫通ドライバーを使ってネジに衝撃を与えましょう。
やり方
- 貫通ドライバー(持ち手の先まで金属が通っているタイプ)をネジにしっかり当てる。
- ハンマーでドライバーのお尻をトントンと叩く。
- 衝撃でネジが動きやすくなるので、再度ゆっくり回す。
ネジが錆びついて固着している場合に有効です。
貫通ドライバーについてはこの記事を見てね💛
【専用工具】ネジザウルス・なめたネジ外しビット
それでも取れない場合は、専用工具の出番です。
おすすめ工具
- ネジザウルス
ネジの頭を横からガッチリ掴み、回して外す専用ペンチ。
特に、ネジの頭が少し出ている場合に有効です。
マジで使える!TRUSCO(トラスコ) ネジザウルスGT ブラック TPZ-58 - なめたネジ外しビット
電動ドライバーに取り付け、逆回転させながら食い込ませて外す専用ビット。
ネジ外し なめたネジ外し ネジ取りビット エキストラクター ドリルビットセット 5本セット ドライバービット付き つぶれたねじ取り 修理用工具
これらの工具があれば、ほとんどのケースでネジを外せます。
【図案③】
ネジザウルスでネジを掴んで回している様子
キャプション:「専用工具で確実に外す」
【最終手段】ネジ頭を削る、ドリルで除去
どうしても外れない場合は、ネジ頭を切断 or 削る方法もあります。
具体例
- リューター(小型電動工具)でネジ頭をカット
- ドリルでネジ頭に穴を開けて破壊
- サンダーで切り込みを入れてマイナスドライバーで回す
これは部材を傷つけるリスクがあるので、最後の手段と考えましょう。
小さいネジをなめた時の注意点と対処
精密ドライバーを使う場面や、家電などに使われている小さいネジは特に注意が必要です。
小ネジ対処法
- ピンセットで挟んで回す
- 瞬間接着剤を使ってドライバーとネジを一体化させて回す
- 専用の極小ネジ外しビットを使う
※接着剤を使う方法は周囲を汚すリスクがあるので慎重に。
ネジをなめないための予防策
なめたネジは外すのが大変です。そもそもなめないための工夫も覚えておきましょう。
予防策
- ドライバーのサイズをネジに合わせる
- 無理な力を入れすぎない
- しっかりとネジに押し付けながら回す
- ネジ穴が汚れていたら掃除する
- 潤滑剤(ラスペネ・KURE5-56など)を使う
これだけでもネジなめ防止効果は抜群です。
まとめ|ネジがなめても落ち着いて対処しよう
ネジがなめた瞬間、誰でも焦ります。でも、今回紹介した方法を知っていれば、落ち着いて適切な対処ができます。
特に初心者の方は、「どうしよう…」と手が止まりがちですが、まずは輪ゴム→貫通ドライバー→専用工具→最終手段と、段階を踏んで試してみましょう。
最終的にネジが外れた時の達成感は格別!
次からは「なめないようにするコツ」も意識しながら、安心してDIYを楽しんでくださいね。